装飾画という考え方
私が自由に描いているデザイン画はどんなジャンルに入るのかと
考えることがあります。純粋絵画ではないのですがアクリル絵の
具を使用しての作品なので広い意味でのアクリル画といえるでし
ょう。でも絵画としての考え方や技法とは違います。デザインの
仕事をやっていたので装飾的な作品が好きなのです。アクリルの
装飾画という考え方をしています。
トールペイントブームとピオニーペインテイング
トールペイントブームの時はピオニーペインティングもその範疇と
して扱われていましたが、私自身は別にトールペイントと思ってい
たわけではありません。マニュアルのある「花の絵画クラフト」と
いう認識です。トールペイント全盛期の時期には私もブームに乗っ
かって立体に描いていたのですがやはり平面に絵画やデザイン画の
ように描いて額に入れて飾るのが一番楽しいのです。
Lサイズフォトスタンドに入れたミニアチュール
小さなサイズの絵
トールペイントブームが終了し、レッスンからしばらく遠ざかってい
たので自分の楽しみのためにデザイン画の技法で花の絵を描くことが
多かったのですが、最近またピオニーペインティングの技法を使って
作品を描き始めました。
フォトフレームなどの小さな額に入るようなミニアチュール作品など
小さく描くにはデザイン画の技法よりピオニーペインテイング技法の
方がより細密に描き込めるからです。
ピオニーペインティングによる小さな装飾画とも言えるものですね。